【経済原論】粗代替財の具体例3(ギッフェン財)

昨日のつづき


図3.3ではX1財がギッフェン財、X2財が上級財で
粗代替財の例です。

図3_3粗代替財の例


ギッフェン財は条件がいろいろあって
実感しづらい財です。

X1財の値段が下がったにも関わらず、需要が減少する財。


例:
X1財:ジャガイモ X2財:ソーセージ
 Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ギッフェン財

X1財:粟 X2財:米
ぴーすけ講座から http://psuke.hungry.jp/micro/microinter4b.html
日本の戦後の粟、米が食べたいのに、所得がないため嫌々粟を食べていた状況
粟の価格が下落→今までと同じ量を購入しても所得に余裕
→余ったお金でお米を購入→粟の購入量を減らした。
結果、粟の価格が下落、粟の購入量減少

X1財:ジャガイモ X2財:牛肉
 『速習ミクロ経済学』石川秀樹著 p.86
ジャガイモの価格が下落→ジャガイモが割安なので牛肉をやめてジャガイモの需要増(①代替効果)
しかし、ジャガイモの価格下落により、実質所得が増加するので、下級財のジャガイモの需要量は減少。
これは余裕ができたからジャガイモをやめて牛肉を買おうとする行動(②所得効果)
①代替効果<②所得効果  需要量減少


 
X1財は生活必需品。いやいや購入するモノ。
X2財はX1財に代わる上級財。





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非公開コメント

初めまして。
ギッフェン財で粗代替材というのは珍しいケースではないかと思います。
よろしければ、ご存知の文献を教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いします。

Re: タイトルなし

ぽんたさん

コメントありがとうございます。

> 初めまして。
> ギッフェン財で粗代替材というのは珍しいケースではないかと思います。
> よろしければ、ご存知の文献を教えていただけないでしょうか?
> よろしくお願いします。

ギッフェン財自体が珍しいケースです。

粗代替財とは
第1財の価格が下落したとき
第1財の全部効果(代替効果+所得効果)の符号(+ー)
第2財の交差全部効果(交差代替効果+所得効果)の符号(ー+)
となる場合です。

第1財がギッフェン財の場合は全部効果(代替効果+所得効果)の符号(ー)になります。
第2財の交差全部効果(交差代替効果+所得効果)の符号(+)、つまり上級財です。

第1財は第2財の粗代替財です。
この組合せしか考えられないのではないでしょうか?


丁寧なご説明ありがとうこざいます。
私もそのように思うのですが、ギッフェン財で粗代替材のケースはないと言われてしまい、信じてもらえなくて困っています。
miyoさんのがお知りの文献を教えていただけないでしょうか?
重ねてお願い申し上げます。

No title

初めまして。

ギッフェン財であるため、X1の価格が下落してもX2が粗代替財になるというケースのようですが、粗補完財であるということはありえないでしょうか。
といいますのも、今年の中小企業診断士試験にて同様のケースが出題されており、その解答が粗補完財である旨の解答であったためです。
(解答は"イ"で発表されています。2016/08/09現在)

平成28年度 一次試験問題 経済学・経済政策 第16問
http://www.j-smeca.jp/attach/test/shikenmondai/1ji2016/a1ji2016.pdf

No title

重ねて失礼いたします。

ぽんたさんのご質問で
「ギッフェン財で粗代替材のケースはないと言われてしまい、信じてもらえなくて困っています」

と言われる理由としては
「あるA財とB財がある時、A財の価格が下(上)がったときにB財の消費量が減少(増加)すれば、A財とB財は代替財であるといえる」
という定義(?)を元にした結論だと思われます。

この定義が本質的に正しいのであれば、粗補完財になると考えられます。ただ、全部効果と交差全部効果の符号を本質的な定義として考える場合は粗代替財となります。

この点をはっきりさせたく、私としても、miyoさんがお知りの文献は是非とも興味があります。

Re: タイトルなし

ぽんたさん

ご指摘ありがとうざいます。

新しい記事で訂正しました。

> 丁寧なご説明ありがとうこざいます。
> 私もそのように思うのですが、ギッフェン財で粗代替材のケースはないと言われてしまい、信じてもらえなくて困っています。
> miyoさんのがお知りの文献を教えていただけないでしょうか?
> 重ねてお願い申し上げます。

Re: No title

いしいさん

コメントありがとうございます。

新しい記事で訂正しました。

やはり定義からすると

A財の価格とB財の需要量の変化を比較するものですね。

需要の交差弾力性も
需要変化率÷価格変化率
でその符号が+のときは粗代替財
ーのときは粗補完財としています。

自分が勘違いしていました。

ご指摘ありがとうございました。


> 重ねて失礼いたします。
>
> ぽんたさんのご質問で
> 「ギッフェン財で粗代替材のケースはないと言われてしまい、信じてもらえなくて困っています」
>
> と言われる理由としては
> 「あるA財とB財がある時、A財の価格が下(上)がったときにB財の消費量が減少(増加)すれば、A財とB財は代替財であるといえる」
> という定義(?)を元にした結論だと思われます。
>
> この定義が本質的に正しいのであれば、粗補完財になると考えられます。ただ、全部効果と交差全部効果の符号を本質的な定義として考える場合は粗代替財となります。
>
> この点をはっきりさせたく、私としても、miyoさんがお知りの文献は是非とも興味があります。
プロフィール

miyo

Author:miyo
慶應義塾大学法学部卒業

経済学部に挑戦しています。
69期春。

卒業試験も終了
結果待ち。


Je suis ingénieur.

◆趣味
ランニング
フルマラソン自己ベスト
3時間18分53秒

◆資格
技術士(電気電子部門)
第1級陸上無線技術士
電気通信主任技術者(伝送交換・線路)
情報処理技術者(ネットワークスペシャリスト・情報セキュリティスペシャリスト)
MCPCモバイルシステム技術検定試験1級
CCNP、CCDP
宅地建物取引主任者
実用英語検定準1級
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実用フランス語検定2級
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